フランス・パリの中心部で発生した同時多発テロをうけ、日本の芸能人らがSNS上に相次いで追悼の言葉を投稿している。
テロの現場となったコンサートホール「バタクラン劇場」は、多くの日本人アーティストがコンサートを行っており、これから公演を予定するグループもあった。
布袋寅泰「全人類を恐怖と不安に陥れたテロリズム」と激怒
2015年11月14日のテロ発生後、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどで「PrayForParis」(パリのために祈る)といったハッシュタグやエッフェル塔を描いたイラストが流行し、多くの芸能人らがそれらと合わせて追悼のメッセージを投稿した。
最も多くの反応が集まったのは、写真で意思を表現しやすいインスタグラムだった。14日から15日にかけ、F1レーサーの小林可夢偉選手やフィギュアスケートの安藤美姫選手、高橋大輔選手、プロゴルファーの上田桃子選手といったアスリートだけでなく、シンガーのクリスタル・ケイさんやモデルでタレントの道端アンジェリカさん、ローラさん、筧美和子さん、河北麻友子さん、人気音楽グループ「三代目 J Soul Brothers」のボーカル・登坂広臣さんなど各界の著名人がエッフェル塔のイラストを続々投稿し、犠牲者を悼んだ。
ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんは、ライブ会場でフランス旗を掲げる自身の写真とライブでの掛け声「We Are X」をもじった「We Are All French」というハッシュタグを投稿、「I stand with you」(私はあなたとともにいる)と現地にエールを送った。
また、ギタリスト・布袋寅泰さんは追悼の言葉を述べつつ、「全人類を恐怖と不安に陥れたテロリズムに対する怒りと憎しみを抑えきれない。決して、決して許されてはならぬ、最も卑劣な行為だ」とテロへの強い憤りを表明している。