国際スケート連盟(ISU)は2015年11月14日、前日にパリ中心部で発生した同時多発テロをうけ、フランス南西部のボルドーで開催中だったフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ、フランス杯を中止すると発表した。大会は13日にショートプログラム(SP)を終え、最終日の14日にフリーの演技を予定していた。
ISUは警備を強化して大会を続行する方針だったが、フランス内務相とボルドー市長が中止を指示。日本からはSPで首位に立った宇野昌磨選手(中京大中京高)、村上大介選手(陽進堂)、村上佳菜子選手(中京大)、今井遥選手(新潟県連盟)の計4人が出場していた。成績の扱いについて、ISUは今後協議するとしている。