スター・ウォーズ配給会社が「映画館の入場料割引を妨害」
同社はこれまで「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」や「タイタニック」「インデペンデンス・デイ」といった人気作の公開時にも特別価格を設定している。「過去の事例」というのは、これらの作品を指しているのだろう。
「TOHOシネマズ」以外に「フォースの覚醒」の一般料金の値上げを予定している東京都内の映画館はあるのか。「MOVIX」を運営する松竹マルチコンプレックスシアター、「イオンシネマ」を運営するイオンエンターテインメントに取材したところ、「現時点で値上げは考えていない」とのことだった。
スター・ウォーズの劇場観覧料をめぐっては、2003年にも騒動が起こっている。同シリーズを配給する「20世紀フォックス映画」が、「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」(2002年公開)に映画館の独自配布する割引チケットを利用させないよう映画館側へ求めていたとして、公正取引委員会が独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いで同社を立ち入り検査した。