元フィギュアスケーターの安藤美姫さん(27)がまた炎上中だ。今度はテレビ番組で「男のくせに」「男なのに」と連発して、反感を買っている。
「好感度が低いから」と自分でも気づいているようだが、「炎上女王」のイメージはすっかり定着してしまった。
「男のくせに食べるの遅い」「男なのに豪快にいかないよね」
安藤さんは2015年11月10日放送の「火曜サプライズ」(日本テレビ系)に出演し、ウエンツ瑛士さん(30)と東京・浅草で食べ歩きロケをした。
商店街の各店をはしごして、きび団子やみたらし団子、豆大福などを大きな口でバクバクほお張ると、「行くよ」とウエンツさんをグイグイ引っ張っていく。まだ食べ終わっていないと抗議されても、
「男のくせに食べるの遅いんだもん」
とバッサリ切って捨てた。
すき焼きの名店「今半本店」では、ウエンツさんがすき焼きの肉を一口で食べなかったことを理由に、
「男なのに本当、豪快にいかないよね」
と横からチクリ。「おいしいのに、ちょっと嫌な気持ちになった...」と不満を言われても、知らん顔でマイペースに鍋に肉を入れていた。
2人はプライベートでも連絡を取り合う仲だそうだが、「男のくせに」「男なのに」と性別をネタにした乱暴な物言いに、違和感を覚えた視聴者は多いようだ。
ツイッターには、
「性別で決めつけるのヤダなー。自分が『女のくせに』って言われたら傷つく」
「『男なのに』『男のくせに』は今時どうなんだろ。ちょっと見てるのキツいわーとチャンネル変えた」
「男のくせに男なのにって、うっとうしい」
といった書き込みがあった。
「好きな人は好きって言ってくれますけど」
これまでも安藤さんはテレビに出演するたびに、その言動がネットでたびたび炎上してきた。
しかし注目が集まるだけの理由はある。2013年7月、突然の出産発表をきっかけに、娘の父親を明かさなかったり、フィギュアスケート・スペイン代表のハビエル・フェルナンデス選手(24)との交際を宣言したりするなど、自らスキャンダルの種をまいてきたからだ。
SNSに寄せられる批判コメントに「私の事が心から嫌いなのであれば見なければいいし、気にしなければいいのではないでしょうか?」と切り返し、火に油を注いだこともあった。
ただ、評判がよくないのは本人も自覚しているようだ。「火曜サプライズ」でウエンツさんから日本での生活について聞かれると、
「今は全然いいです、前よりは。前はアウェーだったからな。好きな人は好きって言ってくれますけど。やっぱり好感度は平均的に低いから...」
とこぼしていた。「気にしなくていいじゃん」とフォローされても、「気にしてないけど...」といつになく神妙な顔で返していた。