中国人は北海道に興味を持っている 温泉ホテルそしてスキーリゾートと次々買収

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中国人客、「雪」を求め、冬の北海道に殺到!

   とはいえ、中国人はどうして北海道が好きなのだろう――。たしかに雪と温泉、雄大な景色、グルメにスキーやスノーボードなどのウインタースポーツと、北海道は魅力にあふれている。

   そんな中で、北海道観光局は「やはり、雪です」と言い切る。「おそらく星野リゾートもパウダースノーを求め、なかでもスキーを楽しみたいという中国人の集客を見込んでいるのだと思います」と推察する。

   道観光局が、訪れる中国人客の宿泊日数を調べたところ、2月の宿泊日数が年間の22.5%(2014年)を占めたという。2月は札幌の雪まつりをはじめ、「旭川冬まつり」や「支笏湖氷濤まつり」「層雲峡氷瀑まつり」などの雪まつりが道内各地で開かれる。それもあって冬に3分の1が集中しているという。

   一方、「スキーを楽しみたい」と訪れる中国人も少なくない。パウダースノーを求めて北海道を訪れるスキーヤーといえば、豪州からの観光客が思い浮かべるが、「豪州のスキーヤーは経験者ばかり。自国のオフシーズンときに来日してスキーを楽しむ人が多いのですが、中国人の方は初心者が多いんです。やってみたいスポーツの一つなのだと思います」と、道観光局は分析。2022年の中国・北京冬季五輪が開かれることもあって、現地では人気が上がっているスポーツなのかもしれない。

   広大な大地に広がる富良野のラベンダー畑も中国では見られない光景として人気。7月に富良野を訪れる中国人客は多い。道内をめぐって、札幌に行けば百貨店や家電量販店もそろっていて、文字どおりの「爆買い」にも不自由しないのも人気の秘密らしい。

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