李大統領の竹島訪問でも日本メディアが先行
韓国大統領の動静をめぐって、日本メディアの報道が先行することは、これが初めてではない。2013年8月10日の李明博(イ・ミョンバク)大統領(当時)の竹島(韓国名・独島)の上陸がその一例だ。
複数の日本メディアは8月10日未明、「複数の日韓外交筋」の話として、8月9日に韓国政府が竹島訪問を日本政府に通告したことを報じた。このことで李氏の竹島訪問計画が明るみに出た。
ところが、聯合ニュースが8月10日午後に配信した記事は、この「日本政府に通告した」という報道を青瓦台(大統領府)が「全面否定した」と報じたものだった。その間、韓国メディアは蚊帳の外に置かれるという奇妙なことが起こっていたことになる。