「料金的にギリギリの設定でやっている」
「もちろんビジネスが大前提になっていますが、ラグビー人気を盛り上げることにも気を遣っています。そんな中で値段を上げても仕方がないと考えましたので、料金的にギリギリの設定でやっているんですよ」
8月24日夕に椿山荘東京で行われた「さかなクン」のトークショーでは、大人6500円、小学生4200円と安くなっていたが、これは夕食がコストの低いブッフェ方式だったほか、ホテルの60周年記念をPRするイベントになっていたからだという。
ホテルでは、仕事として来てもらうので、五郎丸歩選手には謝礼金は出すとした。ただ、交流会は、五郎丸選手側から提案されたものではなく、出演者をやり繰りするキャスティング会社が企画したとしている。
交流会の予約は、11月17日の朝から受け付けるが、報道後の10日夕から、ホテルには電話での問い合わせが相次いでいる。翌日夕までに数十件あったそうで、特に男性からの電話が多いという。その内容は、「握手できますか」「写真を撮れますか」「どんな衣装で来るのですか」などで、中には、「タックルできますか」という質問まであったそうだ。
五郎丸選手は、最近タレントのようにメディア露出が多いが、所属のヤマハ発動機やCMなどのマネジメント会社では、「あくまでもラグビー選手であり、タレントとして活動するわけではない」と言っている。