今年の流行語、「政治色」強すぎる? 選考委員の顔ぶれがネットで話題に

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事務局に問い合わせ相次ぐ

   ネットでは選考委員会の顔ぶれが影響しているのではないか、と見る向きもある。

   委員会は姜尚中さん(東京大名誉教授)、俵万智さん(歌人)、鳥越俊太郎さん(ジャーナリスト)、室井滋さん(女優・エッセイスト)、やくみつるさん(漫画家)、箭内道彦さん(クリエイター)、清水均さん(「現代用語の基礎知識」編集長)の7人で構成されて、去年と同じだ。新聞やテレビなどで政権や安保関連法案への批判を口にして話題になった人もいる。

   「ユーキャン新語・流行語大賞」事務局によると、発表された50語について、すでに複数の問い合わせが寄せられている。「政治関連が多すぎる」「政治的に偏りがあるのではないか」などの内容だったという。

   2014年の大賞「集団的自衛権」や13年の候補「アホノミクス」など、これまでも政権に批判的な言葉が選ばれてきただけに、今年はどうなるのか。

   発表は12月1日に予定されている。

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