中国の電子商取引最大手、アリババグループが2015年11月11日の「光棍節(シングルズデー)」のセールで、完了した取引の価値の合計を示す総取引額(GMV)が開始後の1時間に40億ドル(約4930億円)を超えたと、米ウォール・ストリート・ジャーナルが2015年11月11日付で報じた。「シングルズデー」は、中国のネット通販業界にとって最大の書き入れ時とされる。
アリババの通販サイトのGMVは、午前0時のセール開始からわずか1分余りで10億元(約194億円)を突破。2分弱で14年の光棍節セール全体のGMVを超えたという。12分半後には100億元を突破。この大台に乗せるまでの時間は14年の半分程度だった。
全体の73%がモバイル端末を介した取引だった。