サムスン、お膝元韓国でシェア急落? 「iPhone 6」の発売以降、アップルが躍進

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すでに1年前からシェア縮小が・・・

   前出の香港の調査会社Counterpoint Researchによると、米アップルは最大のライバル、サムスンの本拠地・韓国で大きくシェアを伸ばして追い上げているという。すでに1年前、2014年9月の「iPhone 6」と「6 Plus」発売前の韓国でのアップルの市場シェアは15%。それが発売後の14年11月には一気に33%に上昇。シェア2位だったLG電子を逆転した。

   その一方で、アップルの「iPhone 6」「6 Plus」の発売前には60%近いシェアを有していたサムスンは46%にシェアを落とし、40ポイント以上あったアップルとサムスンの差が13ポイントにまで縮小した。

   2015年9月の「iPhone 6」「6 Plus」の発売以降、日本をはじめ、中国や韓国でアップルの躍進は目立っている。この差がさらに縮んでいる可能性はあるかもしれない。

   ある調査会社は、「韓国に限らない」としたうえで、こう指摘する。「スマホ市場はほぼ飽和状態にあり、その中でサムスンのハイエンド機種が支持を得にくくなっているとみられます。格安スマホで売る中国ブランドは、サムスンと同じOS(基本ソフト)のアンドロイドを使っていますから、SIMフリー版が広がれば、(サムスンのシェアが)より落ちると考えられます」という。

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