日本エネルギー経済研究所石油情報センターは2015年11月5日、レギュラーガソリンの全国平均価格が11月2日時点で1リットル当たり132円70銭になったと発表した。これで2週連続の値下がり。今年最安値となり、2010年11月以来、5年ぶりの低い水準を記録した。
中国経済の減退による需要減などを背景に原油価格が下落し、これを受けて石油元売り会社がガソリンの卸売価格を引き下げたのが原因。また、灯油価格も1リットル当たりの全国平均価格が前週に比べ80銭値下がりして77円10銭と、17週連続で値下がりした。