神奈川県横浜市中区の住宅街で2015年8月以降、地域住民が共同で飼育していた「地域猫」8匹が相次いで不審死しているのが見つかった。2015年11月4日までに新聞やテレビが相次いで報じた。いずれも外傷はなく、神奈川県警は毒殺された可能性もあるとみて調べを進めている。
8匹のうち6匹は、けいれんを起こして弱っているところを近隣住民が発見。病院へ運ばれたものの、数日で死んだという。他の2匹は死骸で発見された。
猫は周辺住民が避妊・去勢手術し、餌を与えていた。同署は動物愛護法違反の容疑も視野に入れ、死んだ猫の解剖や血液検査を進める。