綾瀬はるかに2度目の「紅白司会」決定報道 ハプニング連発の過去に「怖いもの見たさ」期待?

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   2015年大晦日に放送される「NHK紅白歌合戦」の司会者3人の顔ぶれが決まった、と日刊スポーツが11月3日付で報道した。その記事によれば、総合司会はNHKの有働由美子アナウンサー(46)、白組司会はV6の井ノ原快彦さん(39)、紅組司会は女優の綾瀬はるかさん(30)に決まった、という。

   NHKからは3日現在、正式発表はないものの、有働アナと井ノ原さんのコンビは、NHK朝の人気情報番組「あさイチ」でおなじみとあって、ネット上ではさっそく二人の息の合ったやりとりに期待する声が上がっている。対照的に「大丈夫?」という心配が広がっているのが綾瀬さんだ。

  • 「迷司会」のリベンジなるか(写真は2013年12月31日のリハーサル時撮影)
    「迷司会」のリベンジなるか(写真は2013年12月31日のリハーサル時撮影)
  • 「迷司会」のリベンジなるか(写真は2013年12月31日のリハーサル時撮影)

2013年司会では曲名忘れ、「放送事故」騒動

   綾瀬さんといえば、2013年の大河ドラマ「八重の桜」で主人公・山本八重を熱演したことが記憶に新しい。また、2016年春から放送期間3年の大型ドラマ「精霊の守り人」への主演もすでに決まっており、「NHKドラマの顔」の一人として再び活躍する。日刊スポーツの記事では、こうした点から紅組司会に「ふさわしい」と判断されたのでは、とみている。

   しかし、ネット上ではこの報道を受け、早くも綾瀬さんの起用を案じる声が相次ぎ投稿されている。実は綾瀬さん、2013年の紅白でも紅組司会を務めていたのだが、この時、ネット上では「放送事故」「迷司会」などと大騒ぎになったのだ。

   本番冒頭から「NHKホールが生きているみたいですね」と綾瀬さんワールド全開の「天然コメント」を繰り出したかと思えば、トップバッターの浜崎あゆみさんの曲紹介ではセリフを忘れ「ハイ、ハイ...」とフリーズ。

   miwaさんの紹介時には、審査員席の美輪明宏さんに「同じ名前の美輪さん、いかがですか?」と話を振るも、美輪さんの外国語での回答が予想外だったのか、意味も説明させずに「それでは!」とバッサリ曲紹介に移ってしまった。

   リハーサル時には「紅組」と言うべきところを幾度となく「紅白」と間違えたり、SKE48の曲名「賛成カワイイ!」を「絶賛カワイイ!」と間違えたり、とミスが目立ったが、案の定、本番でもハプニングを連発した。

   aikoさんの曲を紹介する際には、直前のももいろクローバーZの印象が強く残っていたためか、「せーの、もも...間違えちゃった、『Loveletter』!」と言い直すこともあった。

   こうした綾瀬さんの「天然司会者」っぷりは視聴者に強烈なインパクトを与えたようで、本番と同時進行のツイッター上の実況も異様な盛り上がりをみせていた。

「手に汗握らされる司会っぷりが...」「悪夢再び」

   こうした背景があるため、ネット上では

「今年もまたこちらが手に汗握らされる司会っぷりが...」
「綾瀬はるかの悪夢が再びwww」
「一昨年のこと思い出すと不安しか無いよ」

といった声が続々寄せられている。ツイッターでは「綾瀬はるか」と入力すると「大丈夫」との予測変換が表示されるほどだ。

   とはいえ、一方では「綾瀬はるかの暴走に期待」「別の意味での楽しみが出来た」といったコメントも目立つ。「怖いもの見たさ」で期待を寄せる人も少なくないようだ。

   実際、J-CASTニュースが13年12月31日から14年1月1日にかけて19時間実施した「一番『良かった』」紅白出演者を選ぶアンケート調査では、綾瀬さんが紅組のトップに選ばれていた。

   紅白後、初めて登場したイベントでは「思ったより緊張して、失敗もしちゃいました」と反省の弁を述べていた綾瀬さん。その上で「もし、また司会をやらせていただく機会がありましたら、もっと歌手の方を気持ちよく送り出せるように練習してやりたいです」と意気込みも語っていた。

   とにもかくにも、綾瀬さんの「紅組司会リベンジ」に、視聴者から不安半分、期待半分で大きな注目が集まっているのは事実。視聴率には間違いなく貢献しそうだ。

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