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高齢者にお勧めは江戸時代の「ナンバ歩き」

   途中で坂や階段があったら、ありがたく思って上ろう。とくに階段の上り下りは、平地を歩くのに比べて3倍の負荷がかかり、エネルギー消費量はジョギング並。お尻や太ももなど下半身の筋トレ・骨トレにもってこいだ。筋力は30歳をピークに、何もしないと10年ごとに5~10%ずつ衰える。40歳を過ぎたら、「坂と階段は最良のスポーツジム」と心得えて、積極的に上り下りしよう。

   しかし、高齢者が頑張ってハードに歩いたら膝や腰を痛める心配がある。そこで、シニアに優しい「ナンバ歩き」を勧めているのが日本ウォーキング協会専門講師の上野敏文氏だ。上野氏のサイトによると、「ナンバ歩き」は江戸時代の人々の歩き方。重心を低くして、かかとで地面を押すようにして進むので、膝や腰に負担がかからない。腕を振らずに肩から動き、足でける動きがないので、疲れずに長時間無理なく歩ける。江戸のスーパーランナー、飛脚が1日に100キロ近く走れたのも、「ナンバ歩き」と同じ動きの「ナンバ走り」のおかげといわれている。

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