代々木の夜、V6コンサートで扉を開けて「音漏れ参戦」 「神対応」なのか「近所迷惑」なのか

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2年前の嵐コンサートでは「騒動」も

   しかし、こうしたサプライズの様子がまとめサイトなどに伝えられると、

「ルール守ってる人が馬鹿みたい」
「近所迷惑な騒音」
「マナー違反」

といった批判がネット上では上がった。ただ、実際に騒音などの苦情があったかどうかはわからない。

   「音漏れ参戦」は、チケットを入手できなかったファンが編み出したコンサートの楽しみ方だ。人気グループのコンサートチケットともなると、応募者のほとんどが落選する場合も珍しくない。そのため、「音漏れ」でもいい、とチケットを持たず会場へ駆けつけるファンは後を絶たない。ただ、今までグループのメンバーや事務所側が「音漏れ参戦」を許可した事実はなく、ファンの中でも賛否が割れている。

   実際、2013年9月21日と22日に東京・国立競技場(当時)で行われた嵐のコンサート「嵐フェス13」では、会場外だけでなく隣接する明治公園や聖徳記念絵画館の近辺、住宅街にまで「音漏れ参戦」ファンが侵入し、ちょっとした騒動となった。

   13年10月5日付けNEWSポストセブンによると、コンサート当日は国立競技場近くの住宅街に50人ほどのファンが集結。「音漏れ」を聞くだけでなく、フラッシュを使って競技場を撮影するファンもいたらしく、地元住民から「普段の生活がかき乱された。やめて欲しい」との苦情も出ていたようだ。

   なお、コンサート前日の9月20日夜には、そうした迷惑行為を予測した一部ファンが「音漏れ参戦はやめよう」とツイッターで呼びかけている。

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