日本国憲法の暗唱が特技で、憲法に関する著書があることでも知られるAKB48の内山奈月さん(20)が2015年11月1日夜、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた公演の中で、グループを離れ、「卒業」する意向を明らかにした。内山さんはAKB48関係者に対する感謝を述べながら、
「私が目指している夢はAKB48にいることが必ずしも近道にならない」
などと話した。具体的な卒業の時期は未定。
内山さんは12年にAKBに加入。慶大進学後の14年に発売された南野森(みなみの・しげる)九大教授との共著「憲法主義 条文には書かれていない本質」(PHP研究所)はベストセラーになった。