「最近やせましたね」の声に気が緩んだか 家事、運動サボって体脂肪が「最悪」に

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ご褒美を用意するのが運動継続のコツ

   「家事を手伝う」は公約した以上、継続して挑戦することを再確認。合わせて、管理栄養士からも勧められたウォーキングを取り入れられないか。

キヨシさん「こう見えて、意外と歩いてますよ。今日も外出先から会社に戻る際、地下鉄に乗らずに20分ほど歩いてきましたから」
編集部「それはなかなか...でも、確か先輩社員に誘われたからでしたよね」
キヨシさん「ええ、いや、その...」

   そう、キヨシさんに求められるのは自発的に歩く姿勢だ。できれば通勤の往復で、ひとつ手前の駅から乗り降りをしてほしい。もうひとつは、家族思いのキヨシさんだけに「子どものため」に一緒に散歩したり、外で遊びながら体を動かしたりするのはどうか。

   継続できるかもカギとなる。もっとも、ダイエットはしたいが運動が続かないと悩む人はキヨシさんだけではないだろう。スポーツジム大手、コナミスポーツのウェブサイトに、打開のためのヒントが書かれていた。脳科学者で、諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授の説明によると、運動を継続するには、例えば「やる気に関係するドーパミンの分泌を維持する」ために「行動と快感をセットにする」。具体的には、運動したら「楽しかった」と言ったり、誰かにほめてもらったりするとよいそうだ。運動したらご褒美を用意するというわけだ。

   具体的な目標を持つのも重要。週3回、30分歩くといった具合だ。また安易にクリアできる目標を設定せず、「目標達成率が50~75%」程度にハードルを上げておいた方がドーパミンの分泌が最大化して続けやすくなるという。

   キヨシさん、ここが正念場だ。

息子たちからもエール、これは頑張るしかない
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