「メディアには『志』がない!」 伊勢谷友介が自らの「貰い事故」報道に異議

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その意気込みが逆にトラブルを生むことも

   伊勢谷友介さんは実際、吉田松陰を尊敬しているとツイッターなどで明かしており、松陰が幕末の志士らを教えた松下村塾を現代によみがえらせる試みもしている。

   自らが代表を務めるリバースプロジェクトを通じて、6、7月には学生版の松下村塾を開いた。伊勢谷さんはそこで、学生ら50人を前に、松陰が拠り所にした「知行合一」の精神を教え、未来を考えて今をどう生きるかだと「志」の重要性を説いた。報道によると、学生らはまず握手やハグなどを行い、続いて自らのライフマップを元に今後の課題について議論した。最後に、学生らは「必ず行動に移す」などと誓っていた。

   今後は、高校生版、社会人版なども企画することを考えているという。

   伊勢谷さん自身も、自らの「志」を実践しているらしい。映画「あしたのジョー」の力石徹役のため過酷なトレーニングで鍛え上げたり、震災後には福島の子供たちのために卒業式などを演出したりしていた。「花燃ゆ」でも、撮影の合間に出演者らと「命の使い方」について話し合ったり、10月20日の打ち上げでスタッフと握手やハグを繰り返したりしたともいう。

   ただ、その意気込みが逆にトラブルを生むこともあるようだ。

   13年4月には、交際相手へのDV疑惑を週刊誌に書かれ、バッシングに対しても、「ネット右翼が社会の足を引っ張る存在になる」「目的の中に生きなければ、自己判断も出来なくなる」などとツイートして物議を醸した。その後、「全く妥当な言葉ではなかった」と釈明して、ツイートを削除している。

   また、14年6月には、集団的自衛権行使容認に抗議した焼身自殺未遂について、2ちゃんねるで自殺未遂者に非難が出たことについて「許せない」「命の使い方をどうするかは、意志のある人間が持てる大切な自由だ」とフェイスブックで怒りを露わにして、論議になったこともある。

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