データ偽装、旭化成建材は氷山の一角 専門家「同じようなこと全国的に行われている」と断言

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

発注者の黙認もあった?

   データ偽装が行われてしまう背景については、工期のプレッシャーが影響している。

   横浜市のマンションのケースでは、支持層に打ち込まれた杭の長さが2メートル足りなかった。しかし、より長い杭をあらためて発注するとなると、新しい杭が届くまで1~2週間は工事が遅れてしまう。

「気づいても面倒なことを言ってくれるな、という現場の雰囲気もありえる」

と仲盛さんは言う。

   弁護士や建築士が会員の「欠陥住宅関東ネット」事務局次長の谷合周三弁護士も同様に指摘する。偽装は業界全体の問題だとして、

「マンションなどの販売時期や工事の費用は決まってしまっている。納期に間に合わせるため、多少のミスや不具合があってもやり過ごすことはありえる。偽装は末端の施工担当者がやったことだとしても、発注者の黙認があったと考えられます」

とJ-CASTニュースの取材に述べた。

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