京大も学外者を指して刑事告訴を検討と明かす
告知では、「一部本学学生を含む多数の学外者により、吉田南1号館が封鎖されました」と指摘し、「学生の教育を受ける権利および教員の教育を行う権利と責任が侵害」されたなどと訴えた。そして、「教育研究を妨害する行為は絶対に容認できません」として、その行為に対し、威力業務妨害罪で刑事告訴することなどを検討するとしている。
ネット上では、京大生によってバリケードが撤去されたことが話題になっており、「封鎖などが支持されると思っていたのか?」「時代は変わったなあ」「一応学内自治が成り立ってるw」など様々な感想が漏れていた。
京大では14年11月、私服警察官が学生に拘束される騒ぎがあり、副学長が「事前通告なしに警察官が構内に立ち入ることは誠に遺憾」とのコメントを出したことがある。今回も、学生がトラブルを起こした学外者らを排除し、大学も学外者の立ち入りをけん制した形だ。
なお、同学会は、中央執行委員会のブログで、ストライキは目標の正午で貫徹されたため京大生が自ら身を引いたと主張し、大学当局は京大生の訴えを黙殺してきたため刑事告訴する資格はないと非難している。