日本の食品安全委員会「『加工肉リスク高い』は適切でない」
肉の最大の消費地、米国では肉好きの戸惑いの声がネット上であふれた。「タバコも酒もやめたのに、ベーコンを握りしめて死ぬしかないのか」「われわれは科学を放棄しなくてはならない現実に直面している」。一方、動物愛護団体は活気づき、街頭で菜食ダイエットのパンフレットを配り始めた。
日本では、内閣府の食品安全委員会が10月28日、フェイスブック上で、IARCの報告内容の説明をしたうえで、「『食肉や加工肉はリスクが高い』ととらえるのは適切ではないと考えます。食品の健康への影響は、リスク評価機関におけるリスク評価を待たなければいけません」と否定的な見解を発表した。