もしもの時、あなたはできる?救命処置 これならすぐ分かる、AEDの使い方

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【健康カプセル!ゲンキの時間】(TBS系)2015年9月27日放送
「救命救急」

   救急車の出動件数が年々増え、昨年は国民の24人に1人が搬送された。そこで大切なのは、救急車が到着するまでに正しい救命処置が行われるかどうかだ。番組の冒頭で消防士がこう語る。

   「呼吸と脈が止まってから何もしないでいると、1分ごとに救命率が10%ずつ下がります。救急車が到着するまで平均で8.5分。8分間放っておくと助かる率は80%も下がります」。

  • AEDは、緊急時には誰が使ってもいい。一度使い方を練習しておくと安心
    AEDは、緊急時には誰が使ってもいい。一度使い方を練習しておくと安心
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「誰か救急車を呼んで」ではダメ

MCの三宅裕司「人が倒れている場面に立ち会ったことないな」
MCの渡辺満里奈「(緊張の面持ちで)いざという時、自信ないです」
アシスタントの英玲奈「祖父が倒れた時、父と一緒に心臓マッサージをやりました」

   そこへゲストのプロレスラー、蝶野正洋が登場。三宅ががっしりした体を見ながら、「人を助けるより救急患者をつくる方じゃないの?」とジョークを飛ばすと、蝶野は真剣な表情で「仲間のレスラーが何人かリング上の事故で亡くなっていますから」。実は、蝶野は「社団法人NWHスポーツ救命協会」をつくり、救命救急を広める活動をしているのだ。

   リポーターの深沢邦之が、人が倒れている場面に出会った時の対応を実演テスト。深沢が「大丈夫ですか?」と倒れた人の様子をうかがっていると、周囲に人が集まってきた。深沢「(周りの人々に)誰か救急車を呼んでください!」。消防士がすかさず「それ、ダメです。『そこの赤い服の人』と、はっきり人を指名して頼まないと、みな躊躇(ちゅうちょ)して119番をしません」。

   ここで、クイズの第1問。「帰宅したらお爺ちゃんが倒れていた。意識があるかどうかわからない。確かめるにはどうしたらいいか?」。

A:体をゆすって呼びかかける。
B:肩をたたいて呼びかける。
C:さわらずに呼びかかける。

   三宅らレギュラー3人とゲストの蝶野が挑戦。4人全員がB。正解だ。東京医科大病院救命救急センター長の織田順医師が解説する。「激しくゆすると首や頭が動きます。首の骨が折れていたり、頭を打っていたりすると危険です」。

   続いて第2問。「お爺ちゃんの意識はあり、呼吸もしていた。さて、救急車が来るまでお爺ちゃんをどんな体勢にしておけばいいか?」。

A:頭を高くして寝かせる。
B:足を高くして寝かせる。
C:横にして寝かせる。

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