働く女性増やす最重要策は?「子育て」対策が半数超す J-CAST調査

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男性の育休、「取りにくい空気」もネックに

   女性がより活躍する社会を実現するためには、「男性の育児」が重要なカギの一つとなる。しかし、厚生労働省の調査データによると2014年の男性の育児休暇取得率はわずか2.3%と低い。どうすれば取得率があがるだろうか。

   J-CASTニュースが同期間に行ったアンケート調査(全1389票)では、全体の35.9%が「在宅勤務など多様な働き方が認められるようになれば増える」を選んだ。長期間にわたって仕事を完全に休むことに抵抗を感じている人が多いことを示している。

   僅差だったのが「トップが率先して取得するなど社内の空気が変われば増える」で、32.1%の人が選んだ。たとえ業務上休むことはできても、取得しにくい「空気」がネックになっていると考える人が少なくない。「社会的な理解が広まれば増える」という選択肢も21.9%の人が選び、こちらも社会の「空気」を意識した結果となった。

   政府は「2020年の男性の育休取得率13%」という目標を掲げているが、取得のハードルは依然高いようだ。

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