「ソファー大好き、ソファーが友達」
朝や昼の食事メニューは、キヨシさんが比較的自由に選べる。一方で夜は、自宅で家族と同じものを食べる。自分だけ別というわけにはいかない。育ちざかりの子どもがいるだけに、時にはカロリー高めの場合もあるが、せっかくの愛妻の手料理、食べたくないわけがない。
それだけに分食は徹底したいところだが、目下の課題は体脂肪率の改善となると、やはり有効な手段は「運動」だろう。管理栄養士によると、本格的にスポーツジムに行かなくても、日々のウォーキングで十分効果があがるそうだ。「ランチは歩いて10分の場所を選ぶ、駅で階段を使う、正しい姿勢を維持する、掃除や洗濯といった家事でも、エネルギー消費できます」とアドバイスしてくれた。
編集部「休日は家で体を動かしてますか」
キヨシさん「動かしてません(キッパリ)。ソファー大好き、ソファーが友達ですから」
編集部「そうですか...では週末、ソファーから離れてみてはどうです?」
キヨシさん「いやあ、それは...そうですね、子どもたちにしょっちゅう『どいて』と言われますし、よい機会かもしれません」
せっかくソファーを「諦める」なら、運動する習慣につなげたいところだ。最近では、子どもの塾への送り迎えに片道15分を歩いている、と話すだけに、本当は体を動かすことに抵抗はなさそうだ。
編集部「管理栄養士のアドバイスにあるように、まずは掃除とか洗濯とか、家事のお手伝いというのはどうですかね」
キヨシさん「......子どもと遊ぼうかなぁ」