妊娠中マークのデザインは「幸せすぎ」? 松本人志「周囲の反感買うのかも」

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アイデア続々「記号化」「妊娠していますって文字だけ」

   マークのデザインを巡っては、かねてから「かわいい」と支持する声も多いが、「幸せそうなデザインに抵抗あって付けられなかった」「横から見た妊婦さんなど、シンプルなマークがよかった」といった妊娠経験者の書き込みもちらほら上がっていた。

   松本さんの発言などをきっかけに、インターネット上にはさまざまな声が寄せられることとなった。女性限定掲示板「GIRL'S TALK」では、発言に関連したコメントが1000件近く集まった。「確かに可愛いんだけど、他人には幸せの押し売り感はあるかもね」「妊娠に限らず人の幸せが妬ましく思う時はあるだろうね」などと同意する意見は少なくなく、

「シンプルに記号化してもいいかも」
「もっと抽象的にしてもいいと思う」
「『妊娠していますって文字だけでも良いかも」
「つわりでゲッソリしてるデザインにしたら」
「ほんわかイラストなしで『妊』って渋く漢字一文字とか」

といった新デザインの提案もあった。

   一方で「嫌がらせする人に問題がある」「これでイラっとする人が多い世の中のほうが嫌」などと絵柄以前のところに触れ、妊婦が周囲の反応に気を使わなければならないことを憂うコメントも目立った。

   だが残念なことに、妊婦が気を使わずにいられないのが現状のようだ。妊娠中の産婦人科医、宋美玄さんも5月のブログに「マタニティマークをつけてみて、通勤電車で座ってる人の前に立ちにくくなりました。なんか譲ってほしいってアピールしてるみたいな気がして。気を使いすぎですかねー」と使用時の居心地の悪さをつづっていた。

   マーク誕生から10年目を迎える中、厚労省母子保健課では「マークの趣旨が正しく伝わるよう啓発に努める」としている。

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