男性からも「飲んでみたい」という意見が増えた
もともと、ディアナチュラブランドのメーンターゲット層は30~40代の女性だ。甘草グラボノイドは、同じ世代に加えて40~50代にも購買層が広がった。特徴的なのが、男性からも「飲んでみたい」という意見が増えた点だ。男性の場合はダイエット目的というより、体脂肪が気になるとの理由とみられる。ディアナチュラゴールドは「健康の悩み、関心が深い人がターゲット」と考えており、そのねらいに沿った新しい顧客層を開拓しつつあるようだ。実際に購入者からの声で最も多いのは、「機能性表示を見て、効果が期待できそうだから」というものだった。
ただ、機能性表示食品制度自体が、始まって半年ほどで消費者に完全に理解されているとは言い切れない。制度がよく分からないので、「買いたいと思ったが、迷ってしまう」という意見があるのも事実だと、山本さんは明かす。
その点、徹底した品質管理にこだわり、知名度も高いディアナチュラブランドで発売することで消費者理解を促進したいという。「ここに効きそう」というイメージで売るのではなく、ターゲット層に製品の機能性を明確に伝えて認知してもらうことが重要だ。