再燃!履歴書の「手書き」は時代錯誤なのか論争 厚切りジェイソンVSフィフィにホリエモン復帰参戦

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「手書き」の履歴書からは「個性が見られる」?

   そういう声が多い中で、厚切りジェイソンさんと同じ外国人タレントのフィフィさんは2015年10月21日付のツイッターで、「『字は性格を表す』と言われるように、筆跡は人となりを判断する助けになると思うので、私は手書き賛成派。ちなみに筆跡の良し悪しで判断したいのではなく、個性を見たいという意味で」と、つぶやいた。

   フィフィさんは日本で就活の経験があるようで、「(3年間企業勤めした前職では)結局面接では手書きの履歴書が必要でした。面倒をしてまで希望する職なら当然の苦労と思いました」とも綴っている。

   インターネットには、

「ここは日本。日本には日本の文化、やり方がある」
「効率化をアピールしたい人はワープロだし、個性とか生真面目さとか字の綺麗さとかアピールしたい人は手書きなんだろうな。要は企業が寛容になればいいだけのこと」
「どちらの言い分もわかる。ただ、『外国人がそう言ってるから間違いない』論が跋扈するのはいかがなものか」

など、「手書き」を受け入れる声も寄せられている。

   「就活」に詳しい、大学ジャーナリストの石渡嶺司氏によると、最近は学生が就職を希望する企業に、就職情報サイトなどを経由してエントリーするケースが増えているので、それに伴い手書きの履歴書にこだわる企業は減少傾向にあるという。

   「ただ、大きく減っているわけではありません」とも。まずエントリーシートを提出させて、試験や面接と進む過程で履歴書を再度提出させる企業もあって、「そのときに手書きにこだわる企業もあります」と説明する。

   履歴書の手書き論争について、石渡氏は「履歴書からなにを汲み取ろうとしているか、見ているポイントが企業によって異なるだけ。『どちらが正しい』ということではないと思いますよ」と話す。

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