「職場で昼寝」でも怒らないで かえって仕事はスイスイ 、推奨する企業も登場

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眠くなったタイミングで仮眠が取れる「パワーナップ制度」

   近年では、職場での昼寝に対する理解が広がってきた。米アップルやナイキ、グーグルのように、仮眠室や、体を入れて眠るための「カプセル」を用意するグローバル企業も出てきた。

   日本国内の企業でも同様の動きがある。住宅リフォームを手掛けるOKUTA(さいたま市)は、「パワーナップ制度」を設けている。「ナップ」とは英語で昼寝を意味し、「社員の健康や仕事効率の向上を目的として」昼食の休憩時間とは別に1日15分程度、「各社員の眠くなったタイミングで仮眠が取れるように制度化」している。

   大阪市にあるITベンチャー企業のヒューゴは、平日13~16時を「シエスタ」と定めている。この時間帯は、同社に電話をしても「ただいま、シエスタ中です」とのアナウンスが流れて、16時以降に連絡するよう促される、と2015年3月16日付の産経新聞電子版が報じている。

   こうした企業が増えていけば、眠気を無理に我慢して効率が悪化するよりは「短時間寝て、目覚めたらエンジン全開で仕事しよう」という考え方がポピュラーになる日が遠からず来るかもしれない。

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