JR東日本グループの日本レストランエンタプライズは2015年10月20日、フランス・パリのリヨン駅に専用売店を設け、駅弁を販売すると発表した。12月1日から16年1月31日までの期間限定で、5種の駅弁を販売する。
和食ブームのパリでは、弁当は「BENTO」として広く知られている。駅ホールにオープンする専用売店「駅弁 EKIBEN」では、フランスのシャロレー牛をすき焼き風に味付けしたオリジナル弁当「パリ・リヨン弁当」や、駅弁の代名詞「幕の内折詰弁当」、日本の駅弁の原点ともされる「おにぎり弁当」など5種をラインアップ。8ユーロから15ユーロで販売する。
また、隣接するイベントスペースではパネル展示を行い、日本で130年以上親しまれてきた駅弁の文化や魅力を紹介する。