ラジオ体操
全身400の筋肉動かす長寿大国ニッポンの「秘密兵器」

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覇気を持って、テキパキと元気よく動く

   では、どのように行えば効果が上がるのか。専門家たちは「覇気を持って、テキパキと元気よく動くこと! 自己流ではなく、それぞれの動きのポイントを確かめてしましょう。いまどこの筋肉を使っているのか、運動の目的は何かを意識しながら体操することが大切です」と強調する。

   たとえば、「かかとの上げ下ろし」がとても重要だ。第1の最初の背伸びの運動。かかとをあげる人が多いが、つけたままが正しい。背筋がきっちり伸びる。逆に2番目の腕を振って足を曲げ伸ばしする運動では、かかとをつけたままではなく、上げたり下ろしたりしながらリズムカルに行うと、手足の動きが大きくなり、運動効果が上がる。体を後方にそらす運動では、お腹の筋肉を意識して伸ばすと内臓が刺激されて胃や腸の働きを高める。前に曲がる運動では、ももの裏や背中の筋肉を伸ばすことを意識する。膝が曲がると効果が薄れる。腕の振りを利用して体をねじる運動では、後ろに振った手の先の方に視線がいくように頭も振る。すると脇の筋肉が刺激されて腹回りが締まる。両足跳びでは、足だけでジャンプしないで、腕の振りの反動を利用して跳び上がる。

   呼吸も大事だ。体を伸ばすときは「吸う」。腕を降ろす時や体を曲げる時は「吐く」が基本で、力が入る時でも止めてはいけない。血圧が上がってしまう。

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