日本郵政グループのゆうちょ銀行とかんぽ生命保険は、2015年11月4日に上場する株式の売り出し価格を、それぞれ1株1450円と2200円に決定した。10月19日に発表した。仮条件は、ゆうちょ銀行が1株1250~1450円、かんぽ生命が1株1900~2200円。申告の相当数が仮条件(値幅)の上限だったことなどから、上限に価格を決めた。いずれも東京証券取引所の市場第1部に上場する。
売り出し価格を基に計算した時価総額(自己株を除く)は、ゆうちょ銀行が5兆4367億円、かんぽ生命が1兆3200億円となる。
同時に上場する日本郵政の売り出し価格は26日に決定する。