子どもの風邪に「薬なし」はちょっと心配 イガイガ喉には「濃厚ベリーエキス」を

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   10月31日がハロウィンのため、街のあちらこちらにハロウィンがらみのアトラクションが並んでいます。

   子どもたちもハロウィンでどんなコスチュームを着るか、「あーでもないこーでもない」とかなり前から盛り上がっています。

  • 右が大人向け、左が子ども向けのシロップ
    右が大人向け、左が子ども向けのシロップ
  • 右が大人向け、左が子ども向けのシロップ

主治医は風邪の初期症状で薬を処方しない

   先日、アナハイム(カリフォルニア州)にあるディズニーランドのハロウィンイベントに参加したのですが、今年の人気コスチュームはまだまだ人気が続く「フローズン(アナと雪の女王)」、定番の「アリス」、実写版映画が公開された「シンデレラ」あたりでしょうか? 長女の年代は、ディズニーの悪役の子どもたちが主人公の「ディセンデンツ」が人気で、コスチュームも充実しています。まだまだこちらでは「ミニオン」も人気なのですが、ディズニーキャラクターではないせいか、ディズニーランドではみかけませんでした。

   ハロウィンのころは季節の変わり目だからか、暑かったり寒かったりと毎年気温が不安定。夕方から、急に冷え込む夜にかけて、子どもたちは仮装をして各家に「Trick or Treat」と言いながらお菓子をもらいにまわるので、親は子どもたちの体温調整を気にしながらついて歩いています。

   昼夜の気温差が大きいと喉をやられやすく、喉から風邪を悪化させる傾向にあるので、親はここでなんとしてでも食い止めたいと思うのですが、私の娘たちの主治医は風邪の初期症状で薬を処方してくれません。咳や喉の薬を安易に子どもに与えると、効果があるどころか、副作用で興奮して大変なことになってしまう可能性もあるということで、代わりに加湿器使用や枕を高くして寝るようにアドバイスされます。

   喉や咳の薬は医師の指示のもと、一般に市販されている子供向けの薬をドラッグストアで処方箋なしで買うのですが、大抵は6歳以上向けが多く、それより下の年齢の場合は、「医者の指示に従うように」と記載されています。そのため、6歳未満の子に対して、勝手に飲ませるわけにはいきません。何かあったら怖いですから!

   そうはいっても、それだけでは心もとないし、症状が悪化しない保証もありません。そんな私に友達が薦めてくれたのが「Organic SAMBUCUS for Kids」というサプリです。お値段はお店によって差はありますが、120ml入りで15ドル(約1790円)ぐらい。オーガニックスーパーやアマゾンなどのオンラインで購入できます。

濃縮タイプのプルーンエキスに近い味

   このサプリは冬の治癒薬として知られ、インフルエンザの薬に使われたり、免疫機能を高める効果があるといわれる「ブラックエルダーベリー」からできたシロップで、日常的に健康維持のためにも、「ちょっと喉がイガイガする」という時にも飲めます。天然甘味料の「アガペ」で甘さが加えられており、濃厚なベリーエキスといった感じです。しいていえば濃縮タイプのプルーンエキスに近い味でしょうか? 

   服用方法は、常用と風邪の場合と異なりますが、風邪の症状の際は、1歳から6歳の子は1日2回、5~10mlを、また7~12歳の子は10~15mlの量を同じく1日2回飲みます。

   我が家の娘たちは、シロップの濃厚さに抵抗があるらしく、サクッとは飲めませんが、苦いわけでもないので、「喉にいいから!」というと、なんとか飲んでくれます(笑)。

   大人用にもでているので、私も喉が怪しいとすぐに飲むようにしています。母親が寝こむと、日常に大いに支障をきたしてしまいますから、まさに「予防」です!


●筆者プロフィル
北雨利香。南カリフォルニア在住。2児の母。40歳をこえた途端に、定期健康診断で毎回のようにひっかかり、医者にサプリを飲むよう指導される。興味のあることは美容、健康、子供の教育、米国プロスポーツ、米国大統領選挙、ハリウッドゴシップ。


姉妹サイト