「男の更年期」は命をも脅かす 自然には治らない、ではどうすれば

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自分でチェックできる「AMSスコア」

   どうも調子が悪いが、自分が更年期かどうかわからないという人に、手軽に行えるセルフチェックがある。国際的に用いられている「AMSスコア」という質問票だ。17の症状に対し、「なし」を1点、「軽い症状がある」=2点、「中くらい」=3点、「重い」=4点、「非常に重い」=5点の5段階で回答し、最後に合計点を出す。26点以下は正常、27~36点は軽度、37~49点は中等度、50点以上は重症で、至急治療が必要と判断される。また、3点以上が多い場合も要注意で、「朝立ち」が2週間以上ない場合もLOH症候群の疑いが強い。

【AMSスコア】
(1)肉体的・精神的健康状態の低下を感じる自覚症状がある
(2)関節痛や筋肉痛がある(腰痛、関節痛、手足の痛み、背中全体の痛みなど)
(3)汗をよくかく。突然発汗したり、緊張していないのにのぼせたりする
(4)睡眠障害がある(寝付けない、しばしば目が覚める、睡眠不足、眠れない)
(5)睡眠の欲求が強く、しばしば疲労感がある
(6)怒りっぽく、イライラする、小さなことですぐカッとなる、不機嫌になる
(7)神経過敏である、緊張感がある、落ち着かない、そわそわする
(8)不安・心配しやすい、パニックになりやすい
(9)身体的疲労感・活力不足である、能力全般の低下、活動の低下、余暇活動への興味の低下、無気力、達成感がない、なにかをするのにムリに奮い立たせないとできない
(10)筋力が低下してきた、弱くなってきたと感じる
(11)憂うつ気味である、落ち込む、もの悲しい、泣きそうな感じ、意欲減退、気分の浮き沈み、無力感
(12)自分のピークは過ぎたと感じる
(13)燃え尽きたと感じる、どん底状態にあると感じる
(14)あごひげの伸びが遅くなってきた
(15)性的活動、頻度が低下した
(16)朝立ちの回数が減った
(17)性欲や性的衝動が減った、セックスの喜びやセックスの欲求の低下

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