「男の更年期」は命をも脅かす 自然には治らない、ではどうすれば

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   女性と同じように男性にも更年期があることが知られてきた。

   体調の不良を感じるアナタ、更年期障害のセルフチェックをしてみませんか。早期発見、早期治療がアナタの長生きにつながりますよ。

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不眠、メタボ、頻尿から脳梗塞、認知症へ

   「男性更年期障害」は、正式には「加齢男性性腺機能低下症候群」(LOH症候群)と呼ばれる。LOH症候群は、ED(勃起障害)など性的機能の低下だけでなく、不安やイライラ、うつ、不眠、メタボリックシンドローム、頻尿、「朝立ち」の消失......など体と心にさまざまな症状をもたらす。「テストステロン」という男性ホルモンの低下が原因だ。テストステロンが減ると糖尿病などの生活習慣病が起こり、脳梗塞や心筋梗塞などの脳血管障害が出て、最後は認知症を発症し、寝たきりになるという恐ろしい報告もある。

   女性の更年期障害は、閉経の前後に女性ホルモンの分泌が急激に低下することで起こる。「更年期は閉経前後の5年間」と定義され、大半の女性はこの期間に治る。しかし、男性の場合には定義はない。誰にでも症状が出るわけでもないが、時間が経てば自然に治るケースも少ない。閉経のようなきっかけがないため、理由がわからず、不快な症状が重なり、病状が進行してしまう。

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