クラウドコンピューティングやデータセンター事業を手掛けるIDCフロンティア(東京・新宿)は2015年10月9日、社員の心身の健康増進を目的としたプログラムや中途採用制度など、同社が「健康経営」を目指すうえでの具体的な取り組みを発表した。
プログラムのひとつは、同社本社と北九州にあるデータセンター間の距離にちなみ、社員が2015年10月1日~2016年2月末の間に、約1030キロを踏破するというもの。目標をクリアした社員には、旅行やテーマパークのチケットといった「賞品」が授与される。
また、電車やバスで通勤する社員を対象に自転車通勤の実施を試験的に導入するほか、朝8時30分までの「繰り上げ出勤者」には会社で朝食をとるように勧め、毎日500円を会社が負担する。
同社はすでに、中途採用のエンジニアやデザイナーに対しては、2015年5月1日より、入社日から1か月間の特別有給休暇を付与している。前職から同社に移るにあたって「心身の十分なリフレッシュと新たな業務へスムーズに移行できる準備期間」と位置付ける。試用期間満了後には100万円を支給する制度も設けた。