大手映画配給会社「20世紀FOXホームエンターテイメント」の公式ツイッターアカウントが、ツイートに含まれていた「恥ずかしい」誤字を謝罪している。
間違えたのは、人気シリーズ「007」に登場する、ある役名。繰り返し謝罪する様子や、過去にも間違えたという「告白」が話題を呼んでいる。
「かわいい」「好きになった」...ネットユーザーは温かかった
そのツイートがなされたのは2015年10月16日の23時頃。現在、同社の公式サイトでは「007」シリーズ主役、ジェームズ・ボンドの相方として全作に登場する通称「ボンドガール」と呼ばれる女性たちの人気投票を行っている。「事件」は、それを宣伝するツイートの中で起こった。
「レニー助かって良かったなァ・・・と思った方はオナペットに清き一票を! 第二回 歴代ボンドガール総選挙開催中!」
同アカウントは宣伝に並行し、その日「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)で放送された映画「96時間/リベンジ」の実況をしていた。「007 ゴールデンアイ」(1995年公開)のボンドガール、ゼニア・ザラゲブナ・オナトップを務めたファムケ・ヤンセンが偶然同作に出演していた(編注:「レニー」は役名の愛称)関係で、オナトップに投票するよう促したわけだ。しかし、あろうことかオナトップを「オナペット」と誤字。違う意味で注目を集めてしまった。
翌朝、誤字に気付いた同アカウントは「アッ...」と一言。続いて、「ウワァァァァァァァ(略)」と「絶叫」。さらに、「深くお詫び申しあげます」「本当に申し訳ございません」と何度も謝罪した。
ただ意外にも、ツイッターユーザーの反応は温かく、
「やらかしたけど好きになった」
「(誤字をした後の)ご対応は本当に素晴らしいと思います」
「中の人かわいいね」
など「絶賛」にも近いリプライが続々寄せられた。なお、当該ツイートは18日15時までに削除されていない。