軽減税率制度の「利権化」を危惧
堀江さんが、軽減税率適用を求める新聞業界の動きを批判するのは、これが初めてではない。14年8月4日付けの有料ブロマガ「堀江貴文のブログでは言えない話」では、「完全に自分たちへの利益誘導のポジショントーク」「新聞が軽減税率ならメルマガも軽減税率だ」などと主張している。
また、堀江さんは軽減税率制度そのものにも、反対しているらしい。麻生太郎財務相が、15年10月14日に開かれた札幌市内の講演で「(財務省は軽減税率を)面倒くさい、ってみんな言っているよ」「安くした分財源が減りますから、その分だけ福祉に回る金が減ります」と発言したとの報道を受け、その日のツイッターなどで「これは素晴らしい正論」と賞賛した。過去にも「マジでやめてほしい。軽減税率」(3月19日のツイート)と発言するなど、軽減税率には一貫して反対の立場をとっている。
堀江さんがそこまで軽減税率に反対する理由とは何なのか。9月14日付けの有料ブロマガでは、軽減税率の取り決め自体が「利権化しそう」と指摘。「せめて10%くらいなら軽減税率はなくして欲しい」などと訴えている。