うまいことやって定着したらそのうち違和感も消える?
そうしたなかネットでは、15年10月11日の朝日新聞に掲載された投書が話題になっている。東京都の女子高生(16)と、愛知県のパートの男性(70)のもので、女子高生はハロウィンは自分の住むマンション住民のビッグイベントになっていて、ハロウィンの交流によって何か大変なことが起こった場合は互いに協力できる環境作りに役立っていると主張した。一方の男性は「あの狂騒 何とかならないか」と訴えた。奇怪な変装や化粧をして街を練り歩くのは異様であり、日本の風土に合わない。子供がお菓子をくれとねだるのも品が良くない。もっと各地域の伝統的祭りや行事を大事にするべきであり、
「ハロウィーンは、英語圏の文化を理解するために、英会話教室で静かにやるくらいが適当だと思う」
と書いた。ネット上にはハロウィン推進派と反対派が渦を巻いている。反対派はやはりバカ騒ぎと街を汚すのが許せないといい、推進派は「祭り」は騒いで盛り上がるのが本来の姿だ、と主張している。掲示板などには、
「クリスマス、バレンタインは恋愛イベントとして認めるが、ハロウィンは要らん。普通の大人には関係が無さすぎる」
「馬鹿騒ぎする若者も、老害も、どっちもいなくなるのが唯一の正解だ」
「アニメコスプレ、騒ぎたいだけのバカ、出会い厨の巣窟になってるのがアカン。ちゃんと収穫感謝祭らしい事しろよ」
「バレンタイン・土用の丑の日・恵方巻き。業者が捏造した文化風習が ばっちり定着した例はあるから うまいことやって定着したらそのうち違和感も消えるだろ」
などといった意見が出ている。