HKT48指原莉乃さん(22)の握手会でのトラブル対応が「神対応」だと話題だ。指原さんの列に並んだ人がパニック状態になり、意味不明の言葉を絶叫した模様で、ファンからは指原さんの身の安全を心配する声が相次いだ。
これに対して指原さんはツイッターで「何もなく握手終わりましたよ」「指原に会うことにすごく緊張してくれてただけなんです」などとフォローした。ファンからは、「大物」などと改めて感心する声や、「アイドルも大変」と逆に指原さんの立場を思いやる声も出ている。
「指原は何もなく握手終わりましたよ 捏造のレポートがあがるのは嫌だねえー」
騒ぎが起こったのは2015年10月11日午後に横浜市で行われた握手会イベントだ。この日は、6000人のファン(主催者発表)を前に氣志團とのコラボシングル発売が決まったことが発表され、その後会場のレイアウトを変更して12の列(レーン)に分かれて握手が行われた。
参加者の声を総合すると、握手会会場では黄色いTシャツを着た男性が、
「横浜(聞き取れず)って言ってんだ指原!(聞き取れず)できなくなっちゃった」
などとパニック状態で叫んでいたようだ。母親らしき中年女性がなだめようとしたが、それでもすぐには興奮状態は収まらなかったようだ。
14年5月にはAKB48の握手会で傷害事件が起こっている。事件を機に保安検査が強化されたとはいえ、それでも参加者の異常行動はメンバーを危険にさらすことにもつながりかねない。指原さんのもとにも心配の声が相次いで寄せられたが、指原さんはツイッターで、
「なんだか心配の声があるけど?指原は何もなく握手終わりましたよ 捏造のレポートがあがるのは嫌だねえー」
などと自らに危険はなかったことを強調。
ツイッター上では
「叫んでた方がいらしたみたいで...」
という声もあったが、指原さんは
「握手会にはいろんな人が来ます。普段は外になかなか出れないけど勇気を出してきてくれたり、人混みが苦手なのにきてくれたり、、応援してる人に会うと思うと、緊張して焦ってしまう人もいます」
と、騒動を起こしたファンの心情を思いやった。
実際に握手できるのは7秒程度
指原さんは、イベントでは「何もありませんでした」と繰り返し、
「指原に会うことにすごく緊張してくれてただけなんです。一番最後まで待ってくれて、最後の最後まで楽しくお話しできましたよ」
などと説明した。
この騒動が起きる数時間前には、J-CASTニュース記者も握手会会場にいた。男女比は7:3から6:4といったところで、中国語を話す人もいた。世代も幅広い。指原さんのレーンが1番人気で、列に並んでから握手するまでにかかる時間は40分弱。実際に握手できるのは7秒程度だが、2年連続のNHK紅白歌合戦単独出場を期待していることを伝えると、
「頑張る!応援してね!」
などと笑顔で応えていた。あらゆる人に対して同様に接していることがうかがえる。