国内景気の先行き7割が「回復」、読売新聞の主要118社アンケート

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   国内景気の先行きについて、約7割の企業が「緩やかに回復する」と明るい見方を示したことが、読売新聞の主要118社を対象にした景気アンケートでわかった。2015年10月13日に報じた。先行きについて、「緩やかに回復する」は84社で、「足踏み状態(踊り場)になる」の28社を大きく上回った。

   景気回復の要因を84社に複数回答で聞いたところ、56社が「個人消費の回復」を、50社が「設備投資の増加」をあげた。

   一方、景気の現状については68社が「足踏み状態(踊り場)」と答え、「緩やかに回復している」の49社を大きく上回った。現状を「踊り場」「緩やかに悪化」と答えた69社に複数回答で要因を聞いたところ、60社が「個人消費の一服」、52社が「中国など新興国経済の減速」をあげた。

   消費増税や物価上昇で消費者の節約志向が長引いていることに加えて、中国経済の減速が景気回復の足を引っ張っている。

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