がんこな肩コリがもんでも治らない それは、「シワ」が元凶だから

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スマホの見すぎで首の骨、真っ直ぐになっていませんか?

   スタジオで竹内教授が考案した自分でできる「筋膜リリース」をみんなで実演する。まず、「斜め伸ばし」。それぞれの動きを20~90秒キープするのがコツ。

(1)右腕を斜め後方に伸ばす。指先が床にもぐりこむイメージであごを引き、首を左にゆっくり倒す。この時右肩が上がらないように左手で押さえる。
(2)その状態から左耳を前に出すように首を回す。その状態から今度は首を反対に回し、鼻を左肩に近づけていく。
(3)反対の腕も同じように(左右対称にして)。

   続いて、主に肩甲骨周辺をほぐす「平泳ぎ風リリース」。これも各動きを20~90秒キープする

(1)両腕を前に伸ばす。背中を丸めず肩甲骨だけを押し出すイメージで。
(2)肘を、高さをキープしたまま、両腕を開くように後ろに引く。
(3)肩甲骨をおこすイメージで両腕を上にあげる。


   以上を1日3セット行うといい。

   がんこな肩コリの元凶はもう1つある。首の骨の変形だ。最近急増しているのがスマホの見過ぎで、首の骨が真っ直ぐになる「ストレートネック」だ。

   立川「えっ、真っ直ぐだと悪いの?」。

   竹内教授「首が曲がりにくくなります。本来はS字型に湾曲しています。あごが引きづらい、うなずくのがツライ人は要注意」。

   首の付け根にある「後頭下筋群」の筋膜が固まってしまう。そこで、タオル1本でできるストレートネックのストレッチを披露。

(1)フェイスタオルを両手で持ち、首の後ろの真ん中に当てる。
(2)次に両手を斜め上に引っ張り 頭を少し上に倒す(20秒くらいキープ)。
(3)その状態から、あごをのど元に引きつけるように、うなずく動作をする(20秒くらいキープ)。

   2~3の動作を1日5セット行うのが目安だ。1年ほどで元に戻る。

   ●もっと知りたい人へ 

   筋膜が原因の肩コリや腰痛などの症状の解説や、番組で紹介された食塩水の注射や針治療など、筋膜の診断・治療・施術を行っている施設に関しては「筋膜性疼痛症候群研究会」のサイトで紹介されている。

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