伊藤園(東京・渋谷)は、国産の厳選された「玉露」だけを使った緑茶飲料「瓶 お~いお茶 玉露」を2015年10月26日に全国で発売を開始する。完全受注による特別限定品。独自の製法で渋みや苦味を抑え、玉露特有の「旨味」を凝縮しているという。
伊藤園では1984年、緑茶の飲料化に成功し、85年に「お~いお茶」の前身にあたる「缶入り煎茶」を発売した。89年に「お~いお茶」に改名し、2015年2月19日には累計販売数が250億本を突破したと発表した。
全国清涼飲料工業会によると、2014年の清涼飲料水の生産量で、緑茶は炭酸飲料、コーヒー飲料等、ミネラルウォーターに次いで4番目に多く250万キロリットルに迫っており、また2011年以降は増加傾向にある。