「明日から埼玉で打つわ」というファンの声
都遊協に話を聞いてみると、今回の値上げには「大衆娯楽化」の狙いもあるという。難度を低くし玉を出やすくする、というもので、
「収入が見込めることによってこれまで難易度を高くしていたホールも、玉が出やすい設定に変えることができます。お客様にお金を使わせすぎているという反省もあり、これからは多くの方に遊んでいただける環境づくりを進めていくつもりです」
と説明した。東京都遊協の決定に従わないホールがあれば指導を徹底するという。
これがパチンコ離れの歯止めにつながればいいのだが、ネットでの評価は意外と厳しい。値上げだけで、難易度は現状のままなのか、といった批判的な見方もあり、
「交換率が変更してから何か変わるのかと思いましたが、私の地域は変わらず釘・設定共に据え置きでした」
「明日から埼玉で打つわ」
などとし、業界が自分で自分の首を絞めることになるのではないか、と考えている人もいる。