「彼はウラとオモテがあるからね」
一方、辛口評価がない訳ではない。血で血を洗う、まさに死闘を繰り広げた蝶野正洋さんは10月7日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、
「内閣決める時にちゃんと下調べをしてないんですかね?」
「2、3か月で多分ダメになるんじゃないかな」
「(人柄は)素晴らしいけど、彼はウラとオモテがあるからね」
などとこき下ろした。もちろんヒールとしての悪態で、戦友への彼なりのエールであったのだろう。
馳氏は2006年8月、プロレスラーとして引退する思いをつづったブログにこう書いている。
「プロレスラー上がりの総理大臣が出てもいいじゃないか、そう評価されるように地道に政務に取り組んで行きたい。そして、『総理大臣になってSPを従えてリングに登場する!』というささやかな夢を追いかけて、リングシューズを脱ぎたい」
文科相就任が、夢への一歩となるかもしれない。