安倍晋三首相の口からまた「ジューシー」が飛び出した。2015年10月6日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の閣僚会議が大筋で合意したことを受けた会見で、
「北海道のメロン、大分の梨、日本にはほかにはない甘くてジューシーな果物がたくさんあります」
と述べた。発言は日本の農産物が世界のマーケットで戦うチャンスが拡大する、という話につながるものだ。
安倍首相はこれまで訪問先や視察先で特産品を食べた際に「ジューシー」という感想ばかり口にしていたため、「ワンパターンすぎる」などと、ネット上でやゆされていた。