ラグビー外国人選手の「君が代」熱唱は特訓の成果だった 「国籍なんて関係ない」「胸熱!」「泣きそう」...

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リーチ主将が意味までレクチャー

   記事に添えられた写真には、他の選手に「君が代」をレクチャーするリーチ選手の姿があった。模造紙にはローマ字書きの歌詞。その下には英訳が書かれていた。リーチ選手は取材時に「君が代の中身を自分たちにつなげて、歌詞を理解して歌わないとダメだと思います」とも話したそうだ。

   記事は15年1月に公開されたものだが、W杯での活躍を機に再び注目を集め、反響を呼んでいる。

   ただ一方では、外国出身選手が全体の3分の1を占めていることに対し「さすがに多すぎる」「もはやどこ代表かわからない」「感情移入しにくい」といった声もある。

   30人の代表選手のうち10人が外国出身選手だった2011年、スポーツ雑誌「Number」がウェブサイト上で行ったアンケートでは、「勝つためには当然」の回答が45%で最も多かったものの、「さすがに多すぎる」が42.5%と僅差だった。「日本人だけで戦ってほしい」は12.5%だった。

   そうした背景もあってか、日本代表のW杯最多得点記録を更新した五郎丸歩選手は21日、ツイッターで、

「ラグビーが注目されてる今だからこそ日本代表にいる外国人選手にもスポットを」

と呼びかけ、

「彼らは母国の代表より日本を選び日本のために戦っている最高の仲間だ。国籍は違うが日本を背負っている。これがラグビーだ」

と、出身国は違っても日本にかける思いは一つであることを強調した。

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