「新国立」逃した後の超快進撃、日本ラグビー この「ブーム」はどこまで持続するか

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ハードな試合、ファンには間のあいた日程

   ラグビー界としては、今回のワールドカップにおける日本代表の健闘を、なんとしてでも生かして人気復活を果たしたいところだ。

   ただ、ラグビーの試合はハードだけに、試合間隔を長くしなければならず、どうしてもファンの方にも間があいた感じになる。プロ野球やJリーグとの違いを乗り越えることができるかどうか。

   2020年開催の東京オリンピックに向けた新国立競技場の建設について設計の白紙見直しがあった。当初は五輪の前にラグビー・ワールドカップ日本開催の開会式をそこで行う計画だったが、建設そのものが間に合わなくなり、ラグビーはその煽りを受け、最大の被害者の立場になった。

   その直後の日本代表のワールドカップでの大活躍である。ラグビー関係者は、「してやったり」と喝際を叫んでいることだろう。

   「よみがえるラグビー」から「よみがえったラグビー」へ。

    来年はどんなラグビー界、スポーツ界になっているか。

(敬称略 スポーツジャーナリスト・菅谷 齊)

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