立命館大学の相撲部に入部した同大学1年の野崎舞夏星(のざき まなほ)さん(19)が能年玲奈さん似で「超カワイイ」と話題になっている。ネット上には野崎さんの画像を集めたまとめサイトがいくつも登場している。
女相撲の選手に対する勝手なイメージがあり、それとのギャップに驚いている人が多い。ただ、野崎さんは高校3年の時に肩を脱臼するハンデがありながら、世界女子ジュニア相撲選手権の軽量級(65kg以下以内)で金メダルに輝いた実力者。どんな女性なのだろうか。
女子相撲世界一になった高校3年から露出が一気に増えた
野崎さんは静岡県浜松市出身で、身長160センチ、体重57キロ。浜松西高から15年4月に立命館大学スポーツ健康科学部に進学した。小学1年生のときに兄の影響でレスリングを始め、将来の目標は女子プロレスラーになることだった。
相撲を始めるきっかけは、小1の時に地域の「わんぱく相撲大会」に出場を勧められ出たところ、自分より大きい男子に勝つことができた。その嬉しさから相撲をやりたいと思ったのだという。それから週にレスリングは3回、相撲は週一回のペースで社会人の道場で練習した。
レスリングは小6の時に全国2位になり、相撲は全国大会に進んだものの、2回戦で負けてしまった。その悔しさからもっと相撲が強くなりたいと励むようになったという。
中学時代は学校にレスリング部も相撲部も無かったため、柔道部に入った。既に女子相撲にはライバルがいない状況で、全日本中学生女子相撲大会で何度も優勝を飾っている。高校時代は柔道部を中心に活動、レスリングの練習はしていたが試合にはほとんど出なかった。
そして部活を引退した高校3年の夏から本格的に相撲に取り組む。練習中に肩を脱臼し、それを何度も繰り返すというハンデがあったものの、サポートターをしながら台湾で行われた世界女子ジュニアの軽量級で日本人として初めて金メダルに輝いた。
野崎さんは小学校の時から全国大会に出場し、注目されていた。女子相撲で世界一になった高校3年から一気に露出が多くなり、人気に火が付いた形だ。