2015年10月4日午後6時45分ごろ、東京・秋葉原の街路樹にアライグマとみられる小動物がいるのを近くの電気店経営男性が見つけ、警視庁万世橋署へ届け出た。
通報を受けた署員や東京消防庁のはしご車が出動し、現場は一時騒然となった。署員が網を使って捕まえようとしたが、木の上を移動するなどして逃げ回った。アライグマは発見からおよそ1時間半後に捕獲。その際、近くにいた30代男性と警察官2人のあわせて3人が指を噛まれるなど軽いけがを負った。
捕獲されたアライグマは体長約60センチで、野生か飼育されていたものかは分かっていない。現在万世橋署が預かっており、警視庁は出没した経緯を調べている。