以前は甘いお菓子を食べるのが日課
余計な間食も抑えた。食事を記録するという「義務」が奏功したようだ。「記録するのが面倒だな」と考えるうちに、食欲も失せてしまったのだと話す。
キヨシさん「あ、実際はちょっとだけ食間におかしをつまんでいました」
編集部「えっ、何を?」
キヨシさん「チョコレートとかウェハースとか...職場の給湯スペースに、同僚が買ってきたお土産として置いてあったので、つい」
続けて「でも1、2個だけですよ」と弁解する。聞けば、以前は甘いお菓子を食べるのが日課だったそうだ。週に1回はシュークリームを口にするほか、家で子どもと「ベビーシュークリーム」をつまむ。ほかにもケーキやスナック菓子、アイスクリームを食後のデザートに食べていたと明かした。
ダイエット開始後は、こうしたおやつをやめた。その行動力は立派だが、1週間で2キロ減量できたのは、もしかしたら「甘いもの断ち」の影響が大きかったのか。
管理栄養士に、キヨシさんの実際の食事の写真を見せ、1週間のダイエット状況を説明したうえで意見を聞いた。体重減につながったのは、「甘いものもふくめた摂取エネルギーの減少の効果だと思います」と話す。甘いお菓子などは血糖値を急上昇させるので太りやすく、以前はこうした間食で必要以上にエネルギーをとっていた可能性があることを考えると、この1週間で甘いものを控えた効果は大きいと評価した。